家族
三角頭蓋の手術

幼稚園に入ってすぐの写真。
どこか寂し気な・・心から笑えていない私がいました。
入園してすぐ4歳の時に
三角頭蓋の手術をしました。
前頭葉の骨のくっつき、骨が重なり合うことで
言語の遅滞や自閉的傾向が緩和されると
少なくともあの時は信じていました。
今となっては比べることができないので結果的に良かったのか
悪かったのかはわかりませんが
4歳くらいまでに手術する方が効果があるというので
親としては苦渋の決断をしたわけです。
帽子をかぶることも嫌がった長男でしたが
保護帽は1年間はかぶらないといけなくて
外出先ではよく二度見されました(笑)
今では傷はカンパチ(傷)になってこの部分は毛髪は生えてきません。
2週間の入院生活、それはそれは過酷でした。
個室も取れず・・・お父さんは狭いベットで息子と一緒に寝るしかなく
私は2歳と1歳の弟たちの世話があるので日中交代して
お父さんは近所の銭湯にお風呂に入りに行っていました。
実家から母に来てもらえばよかったと
今更ながらに思います。。。
病室を嫌がり、一日大きな病院を散歩
しかも歩かないし・・・傷が痛むのかずっと不機嫌。
家で過ごせるありがたさを心の底からしった2週間。
術後の顔の腫れは見るも無残。
涙が止まらなかったな。
本当にこの決断は正しかったのか
4歳の子にこんな大手術をさせてしまった良かったのが
これでお話ができるようになるのか
自閉的傾向がおさまるのが
結論はでませんが今こうして元気いっぱい生きてくれていること
本当にありがとうって思います。
今では独り言が大きくて二度見されますが(笑)♪